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2018.10.13

返事の良し悪し

返事の良し悪し

この人、なんだか損してるなあと感じることの一つに
「返事」があります。

返事が小さい。
返事が暗い。
返事が重い。
返事が空虚。

 

明らかに心の中で抵抗を示している場合は別として
普通の心境でも上記のような返事をする人は
返事の価値を知らないからだろうなと想像します。

仕事をする人であれば、コミュニケーションの良し悪しが
仕事の成果や評価に大きく影響することは知っています。
上手にしゃべれることも重要かもしれませんが
それ以上に大切なのは、相手のメッセージを受け入れる準備ができている、
ちゃんと受け取っている、と相手に示すことです。

相手の意見が異なるにしても、
相手の考えを前向きに受け止める気がありますよと
自分の姿勢を示すことが「返事」だと思います。

 

コミュニケーションに価値を置いている人は
相手が年上だろうと年下であろうと快活な返事をされる方が多い。
明快な返事の後には、コミュニケーションをテンポよく進めることができると
知っているからでしょう。

社内のやり取りでも、社外への営業であっても
コミュニケーション不全の原因の一つに
会話での反応の悪さ、返事の弱さにあると思っています。
声での返事以外に表情や体の動きもありますがひっくるめて
反応の良さはその後の会話の潤滑油になります。
でも返事が満足にできない人、多いんですよね。

 

話がよく理解できる、という意思表示はもちろんのこと、
逆にまだわからないからもっと簡単に教えて、とか
面白いです、もっと詳しく、など、返事や相槌が会話のテンポを作ります。
自分の理解も徐々に深まり、気の利いた質問もできるようになる。

打ち合わせでも取材でも、話の内容をしっかり受け止め、
その先の真意までつかみだそうとする意欲は会話を受け止める時に出ます。

返事はコミュニケーションの扉であって
そこが閉じていたり、半開きであると思われるような返事では
その先の“オイシイ”会話に参加することすらできない。
貴重な領域へ入ることを逃していることに気づいていないのです。

 

学生時代の部活のような、気合の入った返事を求めてるわけではなく、
快活さと好意、歓迎の意を返事に込めることでその後のコミュニケーションを加速させ、
仕事がしやすくなるのは間違いありません。
返事一つで随分違うのになんでやらないんだろうと思ってしまいます。

仕事が今ひとつ順調に進まないとか、
社内外のコミュニケーションがギクシャクしている人は
まず返事に磨きをかけるべきじゃないかなと思います。

仕事のできる人は多くが返事のキレが良いし、
丸みを帯びたあったかみがありますね。

 

学生時代の部活のように、
何はともあれ、返事から叩き込むというのも
実は理にかなっていたのかなと今思い出してみたりもします。

この記事を書いた人

代表取締役井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。
鹿児島県立大口高等学校、国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官として勤務するも仕事観の違いにより25歳で退職。幾つかの仕事をしながら道を探っていたが、ある時、顧客向け会報誌の作成を担当したことがきっかけとなってメディア作りに目覚め、1997年情報誌CROWD(クラウド)創刊。1999年に有限会社クラウドを設立。情報誌CROWDは地元情報誌にはなかった新たな視点とクオリティで若者を中心に好評を博した。2009年からは新たに企業メディアに注力。特にコンテンツの充実によるウェブマーケティングと、その会社らしさを感じ取れる広報誌など企業メディアのプロデュースに力を入れている。

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