6月29日に働き方改革関連法が可決成立しましたね。
思えば我が社も働き方について、
7年ほど前から地味に改善を図ってきました。
制作会社の長時間労働の原因として
・実務能力や管理能力などの内部要因
・顧客事情などの外部要因
・慣れから脱却できない意識や環境の要因
・いわゆる忖度(笑)など、
いくつも絡んできます。
道半ばではありますが、
仕事の外枠(=労働時間)を一定枠に固定してしまい
その上で要因の一つ一つを解きほぐし
時間を煮詰めて「濃さ」を高めていくしかあるまいと。
そして、もし外枠を広げるなら発展性のある時間、
例えば、研究やサービス開発やネットワークづくりなどを外周に置きたい。
しかしまだまだですね。
ただ、制作だから仕方ない、と言うつもりは毛頭ありません。
人手不足・採用難の上に
周りの景色がすっかり変わってしまうAI勃興の時代。
人の役割はアップデートを余儀なくされその結果、
会社の役割も立ち位置も(良くも悪くも)変わり、
役目を終えるところも出てくるでしょう。
働き方改革というと過労死防止?もしくは残業代削減?
採用対策?などの文脈を想像しますが
もう一歩進めて「競争力の獲得」「新機軸の推進」の文脈で
肯定的に捉えてみたいですね。
自ら時間価値を高める努力が欠かせません。
取引先の企業様とも
その文脈をしっかり共有したいと思っています。