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2018.11.03

イクボス?

イクボス?

社内SNSにスタッフの一人がシェアしてくれていた
かごしま「働き方改革」推進企業認定制度の案内について、
よく読んでみました。発表から5ヶ月遅れですけども。

 

「働き方改革」に対しては、
私たちも、特に長時間労働や深夜残業をなくすことを中心に
勤怠管理の効率化と運用の徹底、就業規則の見直しなどを行い、
制作業・広告業の慣習や体質を言い訳にせず、
一つ一つ改善を図ってきたところです。

 

ただ、これまで国や県が呼びかける施策に
積極的に呼応してこなかったこともあり、
この認定制度は、ちょうど「働き方改革」の全体像を知るうえで
良い教材だと思いました。

 

かごしま「働き方改革」推進企業に認定されるといくつかのメリットがありますが、
一番大きいのは、「働き方改革」に積極的に取り組み、
労働環境改善に意欲的であることを
内外にアピールできることであると思われます。

 

実施要領から認定要件を簡単に列記しますと

①県内に本社又は事業所を有すること。
②代表者が「イクボス」宣言を行なっていること。
③「かごしま子育て応援企業」に登録されていること。

④「必須要件」と「選択要件」で
別に定める認定基準を満たす取組を実施していること。

 ◎必須要件
 ア 「働き方改革」の社内への普及・啓発
 イ 長時間労働縮減の促進

 ◎選択要件(2項目以上)
 ウ 非正規雇用社員の処遇改善
 エ 業務改善による生産性の向上
 オ 年次有給休暇の取得促進
 カ テレワーク等柔軟(多様)な働き方がしやすい環境整備
 キ 女性の活躍推進
 ク 若手社員の活躍推進
 ケ 疾病の治療と仕事を両立するための取組の推進
 コ 育児休業の取得促進
 サ 介護休業の取得促進
 シ 障害者の活躍推進
 ス 高齢者(65歳以上)の活躍推進

(以下略)

 

これを上から一つずつ満たすよう取り組んでいくことが
働き方改革の国や県の方針に倣うことになるわけです。

 

実は私、上記②の
『代表者が「イクボス」宣言を行なっていること』
という欄を見て、一瞬、あ、俺ダメだ、と思いました。。

子育てをかみさんに任せっきりにしてきた自分が
「育児に積極的なボス(?)」など、いまさら名乗れるわけがないと。

もちろん早とちりでしたけども。(イクメンとは違う)

 

「イクボス」とは、県のホームページによると

「職場で働く部下やスタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)を考え、
 その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、
 自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことです。」

とのこと。あ、これならたぶんOK。

 

ひとまず、必須要件二つはもちろんのこと
選択要件の
 エ 業務改善による生産性の向上
 カ テレワーク等柔軟(多様)な働き方がしやすい環境整備
 キ 女性の活躍推進
 ク 若手社員の活躍推進
あたりが我が社のとっかかりでしょうか。

 

このようなガイドラインがあることは
社内への普及・啓発に役立ちます。

すでに認定されている県内企業の顔ぶれも載っていましたが
このスピード感は素晴らしいなぁと思いました。
以前からの取り組みあってのことでしょう。

働き方改革は、採用への効果や
生産性の向上につながる実利ある取組と捉えています。

働き方改革に取り組むクライアント企業さんと一緒に学んでいきたいですね。

実践を通じて働き方改革への理解を深め、
企業案内や企業ウェブサイトの内容にも役立てていければと思います。

 

詳しくはリンク先を見てもらえばと思います。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、起業を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、地元情報誌CROWDの出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。現在第3次(?)システム手帳ブームにハマる。

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