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2018.09.05

プロフェッショナルへの道

プロフェッショナルへの道

本には読むタイミングというものがあるのですね。
読んだ当時「ためになった〜」と口では言っても
それが血となり骨となるかは別問題。

ただ気になる言葉をメモし、感想を書きつけておくと
後々の気づきのフックになることもあります。
今日がそうでした。

 

「武器としての決断思考」(瀧本哲史 著)という
本に関する読書メモを見つけたのですが
何に反応したかというと仕事のあり方についてです。

仕事はどうあるべきか、どう働くのが良いのか、
もしくはどう働いてもらうのが良いのか。

いつも探している自分にとってのヒントを
自分が6年前に一読した本の、読書メモに見つけました。

 

 

仕事には一般的に言う「業種」や「職種」があります。

ここ最近感じていたこととして職種などを
一つの言い方に限定してしまう、もしくはそこに安住してしまうと、
途端に「“仕事”のできないやつ」に思えてしまう。

職種や肩書きを定めてしまうと
なんか物足りないというか、狭いというか、
チンケになってしまうというか。

そういう、ぼんやりとした物足りなさ、危機感を感じていたのです。
これは、誰がというわけでもなく、その規定の仕方に。

 

 

著者は、仕事についてこう書いています。

「エキスパートではなく、プロフェッショナルを目指せ。
 これからの時代、エキスパートの価値は暴落する」

エキスパートとは、ある技術・技能に精通した専門家や職人を指しています。

「自分の仕事はこうだと定義づけた瞬間に、
 エキスパートの道はあってもプロフェッショナルの道は閉ざされる」

 

エキスパートとプロフェッショナル、
最初は意味の違いが曖昧で混乱しました。

しかしこの本の中で言うのは視野とアウトプットに差があるようです。

 

世の中にはそれぞれの問題に対するエキスパートはいても
全体を見て判断できるプロフェッショナルがいない。
だからこそ、知識より考え方、答えの出し方を学べと教えています。

「相手側を理解して 相手の条件に合わせて
 相手の立場に立って 相手の代わりに考えてあげるのです」

 

 

この文を読んで、ふと思いついたのは「できるアシスタント」。

たとえ入社歴の浅いアシスタントであっても
常にアシストする相手の立場に立って答えを出し、行動する人は、
アシスタントのプロフェッショナルなんだと。

そういうアシスタントはとても有り難がられるし
あっという間にアシスタントから昇格して
仕事を任されるようになります。

また職人的なイメージの料理人であっても
幅広い顧客満足を追求する姿勢によって
エキスパートとプロフェッショナルに分かれるのでしょう。

 

 

著者はプロフェッショナルの条件として次を挙げます。

・専門的な知識・経験に加えて、横断的な知識・経験を持つこと。

・それらをもとに、相手のニーズに合ったものを提供できること。

 

知識 ─ 判断 ─ 行動 の
3つをつなげて考える習慣を持つことが
プロフェッショナルの道、だといいます。

なんらかの責任を自分から引き受け、相手の立場に立って
日々50点でも60点でもいいから自ら答えを出し続けることで
プロとして鍛えられていく。

絶対の正解は誰にもわからないのだから
常に現状の最善解、今できるなんらかの結論を出す訓練を重ねる。

その実践こそがプロフェッショナルへの道ということになります。
「今の最適解」を導き出せる人こそが
いつも世の中に求められる人。これからますます求められる人。

同書が書かれたのは2011年でもう7年も経ってますから
この時に書かれたことが、今はもう形として
はっきり感じ取れるようになってきたということでしょうか。

 

 

メモだけでブルっときた瀧本氏の本、実は手元には残っていませんでした・・。
早速買い直そうと思います。

この記事を書いた人

代表取締役井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。
鹿児島県立大口高等学校、国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官として勤務するも仕事観の違いにより25歳で退職。幾つかの仕事をしながら道を探っていたが、ある時、顧客向け会報誌の作成を担当したことがきっかけとなってメディア作りに目覚め、1997年情報誌CROWD(クラウド)創刊。1999年に有限会社クラウドを設立。情報誌CROWDは地元情報誌にはなかった新たな視点とクオリティで若者を中心に好評を博した。2009年からは新たに企業メディアに注力。特にコンテンツの充実によるウェブマーケティングと、その会社らしさを感じ取れる広報誌など企業メディアのプロデュースに力を入れている。

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