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2018.10.05

「フォーカル・ポイント」

「フォーカル・ポイント」

自分の人生に影響を与える本というのが何冊かあって
何回か読んだり目を通すうちにその本のエッセンスが
部分的ながら自分の考え方に染み込んでいたりします。

自分の習慣や考え方になりきっているフレーズと本の中で再会して
あ、この本が師匠だったか!と気づくこともよくあります。
著者には失礼な話ですが(笑)。

 

この、人生に影響を与えた本のうちの一冊、
「フォーカル・ポイント(ブライアン・トレーシー著)」
を今週末、再読しました。

この本から多くの影響を受けたことを再確認しつつ
新たな気づきもあり、改めて読書の価値、
人生に与える影響を感じています。

 

この本は一度絶版になったものを
レバレッジ理論で有名な本田直之氏が発掘し
監訳して2009年10月に再刊したものです。

 

今日アマゾンで探すと
「大切なことだけやりなさい」というタイトルで
2016年に新装改題版が出ていました。
確かに新しいタイトルの方が日本人にはわかりやすい。
一言で本の中身を表しているのも好感です。

自分にとっては「フォーカル・ポイント」
(=焦点)という言葉が強く印象に残っていて、
いつも頭のどこかにある本でした。

 

読み直しではありましたが、もう一度白紙の状態から読んでみようと
著者の勧めに従ってメモをたくさん取りながら読みました。

タイミングとして会社創立から約20年、
リブート(再起動)を意識して考えを更新する日々に
改めて喝を入れてもらったようです。

 

限られた人生の時間をどう考え、どう使うかによって結果は大きく変わります。
それは漠然と考えていても形にはなりません。

最も大切なことを明らかにし、そこに優先的に自分のリソースを投入する体制を
よくよく考えて構築し、習慣化する。これは個人も会社も同じです。

 

この本を購入した2009年当時は、いくらか理想論として感じた内容も
10年近く経った今読み直してみると切実な課題として読めるようです。

 

もっとも大切なポイントを見極め、
重要なことは増やす、または新しく始める。
重要でないこと、よくないことは減らす、完全に止める。

労働力重視のマンパワーの時代から、
考える力重視のマインドパワーの時代に移行した現代の
一人一人の生き方の道しるべを学び直した1日でした。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、起業を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、地元情報誌CROWDの出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。現在第3次(?)システム手帳ブームにハマる。

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