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2014.01.08

受け手があってこそ出てくる言葉がある

私は基本的に取材が好きです。

 

今は自社の経営面を中心に仕事をしますが、昔からの流れで取材をする案件もあります。
文章をまとめるのは実はなかなか苦痛で、一言で「好き!」とは言えないのですが(笑)
取材時に、日頃語られないような言葉を相手から出してもらったりするのは
とても楽しいことです。

 

もちろんこちらの聞き方も超真剣です。

とにかく取材時は、目の前の話題に強い関心を持つ聞き手になっています。
なぜなら自分がきちんと理解して、なるほどと合点がいかないと、
文章にまとめる時に読み手に理解させられないからです。

 

個人的には日々経営やビジネス、
人生のヒントに対してアンテナを張っているせいか、
割とどんな話題でも面白く聞くことができます。

会社案内や企業ホームページのための取材をして、
人生の気づきをもらえたということも一度や二度ではない気がします。

こちらが面白がって聞いているときは、
相手の方もいつもより多めに喋ってくださっているみたいです。

 

言葉というのは伝わる相手が確実に見えていれば、どんどん出てくるもの。

逆に聞く気のない人、無関心の人々に、一方的に投げかけるのは本当につらいものです。

 

いろいろ発信していて、受け手の存在感を感じられればこそ、出てくる言葉もある。
そういう意味では、企業のプロモーションの一環で、
ブログなり、ホームページなりを開始する最初の段階、受け手がまだ見えない段階で、
いかに自分から(自社から)言葉を引き出していくか。
そこが仕組みとして結構大切だと、取材人の端くれとして感じるところです。

 

その会社、そのお店でないと出てこない言葉というものがあります。
そういう言葉で自己紹介をしていく、
そういうプロモーションがこれからはもっと重要になるんじゃないでしょうか。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。伊佐市出身。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、営業職を経験しながら起業の道を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、その後情報誌出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。趣味として国際政治や戦略論を勉強中。

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