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2018.10.28

ディレクション

ディレクション

撮影に同行しながらつらつら思ったことを少し。

 

明確に、言葉にして指示できないということは
自分でイメージできてないということ。

具体的に伝達できてこそのディレクションなのだし、
なぜそれが必要なのかも説明できないといけない。

目的─手段─結果。
その繋がりを作り手に理解してもらわないといけない。

つい相手を尊重して任せてしまいそうになるが
それは依頼相手へも失礼だ。

目的と、求める結果を作り手としっかり共有しなくては。

 

自分で直接作れない作らないことを誰かに依頼するなら
絵に描くか、言葉で説明しなくてはなりません。
ディレクターは作り手の長(おさ)です。

アニメや映画では絵コンテを描くし
家を建てるには設計図を書く。

何を作りたいか、なぜそうするのか、
背景まで含めて理解を乞うのがディレクターの責務。
「なんかいい感じで」というのは職務放棄。

 

自分の曖昧さ、思考不足を棚に上げ、
後から後から注文を出すようではいけない。
「こっちで考えられないから任せるんだよ」と言いたいけれども
考える前提条件を伝えなくては受ける側も混乱する。
裁量の範囲を前もってはっきり示すことが大事。

作る目的と手段、判断の基準を受け取ってもらえれば
あとは作り手に力を発揮してもらうのみです。
それでうまくいかなければ、どちらかが適任ではないのでしょう。

 

自分はスペシャリストではないが
制作のベクトルを示す専門家でなければと思います。

そしてそのベクトルは
読み手(情報の受け手)の動機づけを助けるものでなくては。

 

制作を指揮するものとして大事なことは

・制作物の全体像が描けていること。

・読み手の関心を想像できていること。

・障害となりうることを想定できていること。

・作り手の創意を発揮させられること。

・制作物の責任は自分が負うこと。

 

これらはディレクターという仕事の面白さでもあるでしょう。

かんたんではない。だから面白い。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、起業を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、地元情報誌CROWDの出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。現在第3次(?)システム手帳ブームにハマる。

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