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2018年09月14日

変化の選択

 

犬と走る定番コースに全国展開するカメラショップがあります。
店名にも「カメラの」とついています。

そのショップの前を久々に通り、看板を眺めていたのですが
店名以外にはもう「カメラ」の表記がなくなっていました。
カメラブランドの表記も全くありません。

代わりに入っていたのは七五三などの子供撮影と
携帯電話、スマホプリント、証明写真。

 

このお店は家の近所にあるため
過去に数台の一眼レフカメラやその交換レンズ、
フイルムやカメラバッグなどよく利用していたのに
今では行くこともありません。

最後に行ったのは1年以上前、フォトフレームを探しに行った時ですが、
その時点でカメラの陳列は大幅に縮小されており
スタジオにかなりのスペースが取られていました。

確かにカメラの購入は
随分前から大阪か新宿のショップの通販が中心になり
最近ではメーカー直販サイトでも購入します。

購入対象が決まっている場合、価格でも在庫でも通販に分があり、
時間の節約にもなるのでよほど頼りになる店員さんでもいない限り
リアルショップにはメリットがありません。
自然な流れと思います。

 

 

ただ、ここでこのカメラ店について語るのは
販売の縮小というネガティブなことを言いたいわけではありません。
目に留まったのは、営業品目の変化。営業の主力をガラリと変えたことです。

想像するに、本部が全国の支店網を再編し
地域に最適化した営業方針を新たに展開しているのでしょう。
カメラ販売は旗艦店や自社のショッピングサイトに集約し、
経営の効率化を図っているものと考えられます。(あくまで想像ですが)

 

 

都心の人気カメラ店では新品から中古品まで幅広く取り揃え
リアル店舗とネット通販をうまく両立しているところも多くあります。
どちらのやり方が経営的に良いかというのは私にはわかりません。
企業ごとに最善は異なるはずです。

業界の中でも大手であるこのカメラショップが
時代の変化を見て業態を変えていくところに興味が湧きます。

どの業界であっても時代の流れに合わせて変わっていかねば
生き残るのも難しいほど変化のスピードが増してきており
変わろうとする企業には自然と関心を寄せてしまいます。

 

 

自動車のトヨタでさえ、現在の車販売の限界を強く意識し
モビリティサービスへの挑戦に言及するようになりました。
車の「所有」から「共用」へと変化していく
時代の変わり目を見据えているようです。

 

変えたからといって先が安泰であるとは限りません。
でも変われなければ先はない。

変えるもの、変えないもの、
その選択で企業の個性と行き先が決まります。

 

以前、本で拾った次の言葉が頭から離れません。

「change or die(変革か死か)」

 

心がヒリヒリしますね(笑)。頑張ろう。

 

 

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