Loading

NEWS&BLOGお知らせ&ブログ

2018.10.10

エバーノートの肥やし

エバーノートの肥やし

エバーノートを有料アカウントで使い始めて8年あまり。

自分が書き込んだメモや有用なウェブ記事、名刺スキャンなど
7000件ほどのノートがたまっているようですが、
このサービス、そろそろ使わなくてもいいかなあと思うようになりました。

本当のところはこの際、一つ一つ目を通してみたいのですが
チェックするだけでもかなりの時間がかかるので
時系列に並べてざっと眺めていました。

 

古いものを今から見れば、レベルの低いものもありますが
今と変わらない悩みや課題もある。また何も進んでいない内容もある。

時間の経過によってその課題の
自分にとっての優先度が見えます。

そこに書かれた課題や悩みの何に注力するか、何に時間を割くか。
保存されたウェブ記事をどう役立てたか。

 

買うだけで着ない服のことを「タンスの肥やし」と言いますが
溜め込むだけで振り返られることのない情報は
手帳の肥やし、エバーノートの肥やしでしかない。

これらのノートを自分の肥やしとするためには
悩みや課題を解きほぐし、
何に注力するか、何に時間を割くかを決めなければいけない。

自分の “畑” 、
つまり自分の頭・思い・思考を常に耕していなければ
保有する情報は何の役にも立ちません。

日々いろんな課題が見え、気になり、考えますが
解決され、前進するのは時間を割いて行動したもの、
だれかに頼んだものだけです。

 

目にする情報が多くなりすぎ、
それをキャッチし保有する方法が便利になって
解決手段が揃ったような錯覚を覚えます。
畑作りに気を取られ、タネ蒔き、収穫を忘れてしまう。

この大量のメモを見たら「これってどうなのよ・・」と
思わずにはいられませんでした。

 

大事なことをメモで残して、未来の自分に託すのは良い。
でも託したことを忘れてはいかん。

過去のメモを見返して
3ヶ月後の自分、半年後の自分、
1年後の自分、3年後の自分が
「今の自分ならどうする?」と考えてやらねば。

メモを単なる書き付けでなく、
「未来の自分への質問メッセージ」と考えれば
もう少し大事にしそうな気がしてきました。

少なくとも、そういうメモは
一箇所にまとめるようしないとです。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。伊佐市出身。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、営業職を経験しながら起業の道を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、その後情報誌出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。趣味として国際政治や戦略論を勉強中。

代表ブログ” その他の記事

Page Top