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2018.09.19

退社予定時間

退社予定時間

今月から、朝の出社の段階で
自分の退社予定時間を決めてもらっています。
社内SNSに流す「今日の予定」に一行追加するだけですが
実はこれはとても大きな変更です。

 

1日の仕事内容が上司にきっちり管理されている人はほぼ定時かややプラスですが、
ある程度の経験を積んだ人は自分の退社時刻をあらかじめ決めます。

この、自分で朝決めた退社予定時間ですが
これをだいたい守れている人と
あまり守れてない人とに分かれます。

 

制作仕事ですから時間が予想以上にかかることもあるし
急な変更が入ったりして思うようにいかないことは多々あります。

そのため、事前の入念な調整や準備、予測、周りとの連携、
そして自分の地道なスキルアップなど
「仕込み」の要素がとても重要になってきます。

経験を積んで仕事力が高い人はこの仕込みに抜かりがなく、
「予想外」のことはほとんど起きないし
起きたとしても処置が早く後に残さないのです。

経験を積んだ人の苦しいところは他の人のカバー、バックアップに入る場合。
だからいかに一日の枠の中できっちり仕事を終えてもらうかが重要なポイント。

退社予定時間を「努力目標」と捉えるか、一日の「締め切り」と捉えるか、
この意識の差はとても大きいものです。

 

「締め切り時間」と捉える人はその時刻を動かさず
そこに到るプロセスを効率化しようと頭を働かせるでしょう。

「努力目標」と考える人は、その予定時刻を過ぎてしまったとしても
遅くなる理由がいろいろあるので「仕方がない」ことだったりします。
でもこれではなかなか自己完結型に達しません。

 

 

自分の伸びしろを犠牲にして
せっかくの「負荷」を逃してしまうのは実はもったいないこと。
せっかくの重み、せっかくの「負荷」を「筋力」、つまり仕事力アップに活かせれば
そのうち締め切りをクリアする力をつけられるのです。

朝、昼、夕と3回の進捗確認を行っていますから
その都度周囲と確認を図り、「想定外」をなくし
仕事を「締め切り」内に追い込んでいくようチームで調整します。
一人で抱え込むのは実は調整不足の怠慢だったりします。

1日分の仕事量と退社予定時刻、そして実際の退社時刻から
自分のスキル、つまり生産力や調整力や想定力の成長具合がわかるようになります。

 

 

ただ、退社予定時刻が慢性的に遅い人は
1ヶ月分の仕事を棚卸して全体で調整しなくてはなりません。
仕事量と能力、もしくは処理できるキャパが合っているかどうかの判断をしなければなりません。

 

 

働き方改革が叫ばれるいま、
ワーキングマザーの働き方が一つのロールモデルになると言われるのは
こどものお迎えのために労働時間が強制終了となることを
現実として受け入れざるを得ないからです。

男性であっても、いつもは迎えに行ってくれる奥さんが風邪で寝込んでしまって
自分が迎えにいかないといけない日はやはりどうにかして帰るしかありません。

1日の終わりを自分で決めて守ることを繰り返し
「終わるまで働く」から「終わらせるように働く」ように変えていくしかない。

時代は変化しており、制作仕事だからといって
遅くなることを当たり前だと思うのはダメだと思っています。
働き方の変化により余力、余白を生むことが
新たな価値を生み、好循環を生みだすものと考えます。
そのためには日々の終わりを強く意識するところからスタート。

 

で、生まれた余力と余白で何をしましょうか。

 

とにかく働き方改革はまだ始まったばかりのところです。

この記事を書いた人

代表取締役井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。
鹿児島県立大口高等学校、国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官として勤務するも仕事観の違いにより25歳で退職。幾つかの仕事をしながら道を探っていたが、ある時、顧客向け会報誌の作成を担当したことがきっかけとなってメディア作りに目覚め、1997年情報誌CROWD(クラウド)創刊。1999年に有限会社クラウドを設立。情報誌CROWDは地元情報誌にはなかった新たな視点とクオリティで若者を中心に好評を博した。2009年からは新たに企業メディアに注力。特にコンテンツの充実によるウェブマーケティングと、その会社らしさを感じ取れる広報誌など企業メディアのプロデュースに力を入れている。

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