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2018.09.11

「知的生産の技術」

「知的生産の技術」

いやもう本当に驚いた。
こんな本が今から50年ほど前に書かれていたなんて。
まださわりしか読んでいないのだけど
書き出しだけでインパクトがあったので
その印象だけを書いています。

とにかく読むとこ読むとこ
今の世の中を明確に予想していることに
良い意味でショックを受けました。
工業の時代に続く次の時代の情報産業についても。

たくさんありますが、特にバチッときた一箇所を引用します。

 

「(前略)
・・すべての人間が、その日常生活において
知的生産活動を、たえずおこなわないではいられないような社会に、
われわれの社会はなりつつあるのである。

社会には、大量の情報があふれている。
社会はまた、すべての人間が情報の生産者であることを期待し、
それを前提として組みたてられてゆく。

人びとは、情報をえて、整理し、かんがえ、結論をだし、
他の個人にそれを伝達し、行動する。
それは、程度の差こそあれ、みんながやらなければならないことだ。
(後略)」

「知的生産の技術」(梅棹忠夫)
初版発行: 1969年7月

 

自分が買ったのはkindle版なので正確にはわかりませんが
奥付には「2015年6月26日発行 第94刷発行」とあります。
読み継がれて来た大ベストセラーなのですね。

タイトルは聞いたことがありましたが
手に取ったのは今回が初めて。

読んだ記事から記事へと導かれてこの本に行き着いたのでした。
私も著者が主張する知的生産の受益者なわけですね。

今日はひとまずここまでで。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。伊佐市出身。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、営業職を経験しながら起業の道を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、その後情報誌出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。趣味として国際政治や戦略論を勉強中。

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