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2018.09.10

立体的な学習

立体的な学習

「学研まんが 日本の歴史(12)明治維新 明治時代・前期」
という学習まんがを一気読みしました。
絵も古いし、内容は小学生用にやさしい言葉になっているし
紙面の都合で細かい説明はかなり端折っているのですが、
読み終わった感想は「ポイントを押さえてよくまとまっているなあ」ということ。
さすがですね学研。なんか肚に落ちる内容なんですね。

 

歴史に詳しいわけではないのですが
なんというか明治維新の点と点がつながって一本の線になり
頭の中が整理された印象でした。

明治維新の流れを説明しろと言われても簡単にはできませんが
学習まんがによって、ジグソーパズルのピースがカチッと揃ったような感覚があったのは
いろんな形で“予習” “復習”を繰り返していたからだろうと思いました。

言うまでもなくその筆頭は、大河ドラマ「西郷どん」です。
まんがの1ページ1ページが
「西郷どん」の各話、各シーンと何度も重なるのです。

 

またこの一週間は
BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
と言う歴史サイトが面白くて読み込んでいたことも理由の一つです。

この「BUSHOO!JAPAN」は、
「西郷どん」の脚本・演出の史実との乖離にツッコミを入れ
正しいと思われる史実を面白おかしく紹介しており、
これとツイッターのハッシュタグ「#西郷どん」とを併せ読むと
「西郷どん」が視聴者ウケを重視する歴史ファンタジーであったとしても
多様な視点による評価からより立体的に捉えることができて
広がりを持って味わうことができるのです。
鹿児島県民でありますので、何はともあれ面白く観てますし。

 

西郷隆盛は郷土のヒーローですが
ここ最近ではダークサイドの西郷像も多く書籍化されており
例によってアマゾンのAIにオススメされて、
「工作員・西郷隆盛」「明治維新という名の洗脳」
「明治維新という過ち」などのタイトルを続けて読んでいました。

明治維新は素晴らしい、と言う歴史観とは異なる見方を知っていたので
この学習まんがは、その両論の中庸に位置しているように感じ、
また重要な出来事を簡潔にまとめているのにちゃんと前後がつながっている。
昔学んだ教科書はそうでもなく、ただ暗記ごとの点の集まりに見えていました。

ふと監修者を見たら、昔テレビでよく観ていた
歴史学者の樋口清之さんで、なるほどわかりやすいはずですし
思い出してとても懐かしくなりました。
(NHKのクイズ番組でレギュラー解説者か何かだったかなあ)

 

一つの軸を前から見るだけでなく、後ろからも横からも見ることで
全く違ったものとして捉えることができます。
その見方ができてくると途端に理解が深まり、学びがもっと面白くなってきます。

大人になってからもいろいろ勉強をしなくてはならない時代ですが
前からも後ろからも、時には斜め上からも見て立体的な理解を心がけたいものです。
学習まんがによって立体の軸が見えた気持ち良さはとても新鮮でしたが
それはその軸のこちら側やあちら側にある異なる視点を知っていたからです。

1冊2冊の本や一つのカリキュラムで理解した気にならず
正反対の見方もひとまず頭に取り入れないといけません。
時代が変わって常識がひっくり返ることだってこれからはあるでしょうから
とりあえずリカバリーができるくらいはバランスをとっておきたいです。
ちょうど巷で話題のZOZO SUIT(ゾゾスーツ)のように
3Dでスキャンするような学習が理想ですよね。
本当の姿が捉えられるように。

この記事を書いた人

代表取締役井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。
鹿児島県立大口高等学校、国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官として勤務するも仕事観の違いにより25歳で退職。幾つかの仕事をしながら道を探っていたが、ある時、顧客向け会報誌の作成を担当したことがきっかけとなってメディア作りに目覚め、1997年情報誌CROWD(クラウド)創刊。1999年に有限会社クラウドを設立。情報誌CROWDは地元情報誌にはなかった新たな視点とクオリティで若者を中心に好評を博した。2009年からは新たに企業メディアに注力。特にコンテンツの充実によるウェブマーケティングと、その会社らしさを感じ取れる広報誌など企業メディアのプロデュースに力を入れている。

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