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2018.09.09

SNSと◯◯ばか

SNSと◯◯ばか

ソーシャルメディアが日常のツールになって
もうずいぶん経ちます。
私がはじめてSNSを使ったのは2010年1月、ツイッターからでした。

恐る恐るはじめたツイッターでしたが、
当時地元の30代のユーザーさん達が
積極的に発言をし、情報をシェアし、絡んでくれて
新参者を迎え入れてくれる雰囲気がありすぐに馴染むことができました。
当時はSNSの可能性に大いに興奮したものでした。

ツイッターつながりによるオフ会の開催や地元人のつぶやきのまとめサイトの運営、
ネットメディアの可能性を探る協議会設立など色々と動いたものでした。

 

 

当時、自分の使い方で間違っていたなと今反省するのは
数に力を見出そうとしていたことでした。

こちらからフォローし、知らない人からフォローされ、
フォロー数やフォロワー数が増えていくことに可能性を感じていました。
数が増えれば何か面白いことが起こるかもしれない、
そんなぼんやりした期待感です。

しかしフォロー先の相手のことに関心もなくフォローしても
それは相手の何も聞いていない、見ていないのと同じで、
それは相手も同じこと。こちらの声など届いていません。
自分にとって関心のない人の投稿はノイズと同じで
もともと親しくしていた人の投稿もノイズに埋れてしまい
タイムラインを見ることがだんだん億劫になってきたのでした。

 

 

程なくフェイスブックが台頭してきて
鹿児島でもツイッターからフェイスブックに乗り換える人が増えました。
ツイッターをやめる人も多く、続けていてもサブの扱い。

その後は自分もフェイスブック中心となって
ツイッターのノイズまみれのタイムラインが修復不可と思い
アカウントは一旦削除してしまいました。

 

 

現在、私はSNSのアカウントとして
フェイスブック、インスタグラム、ツイッターを持っています。
ラインとピンタレストも持っていますが、
この二つは利用が限定的で活用できていません。

今のツイッターアカウントは、
フェイスブックに少し飽きてきた2年ほど前に
改めて新しいアカウントを作り直し、
昨年くらいから頻繁に利用するようになったものです。
でも使い方は以前とは全然違います。

フェイスブックは個人の名刺がわり、連絡と近況報告の窓口です。

ツイッターとインスタグラムは
ただ好きな投稿を読み、ただ好きなことを投稿する。ただそれだけ。
気が向いた時だけ利用するこじんまりとしたアカウントですが
これはこれで十分楽しんでいます。

インスタグラムは「犬ばか」アカウント

ツイッターは「ペンタックスばか」アカウント

(ペンタックスはカメラブランドの一つ)

その結果、自分と同好の人たちとのつながりができ、
新たな情報を得られます。
たわいないやりとり、それだけで楽しめるのです。

 

 

もしもSNSを仕事に活用したいと思っても
キャンペーンやらセール情報やらをただ流すチラシ配布のような扱いにせず
自分なら「◯◯ばか」のノリでやるべきだろうと思うんです。
ただし◯◯は仕事の中にある要素です。

SNSで売上や集客に効果を上げている人はたくさんいますが
それは「◯◯ばか」の◯◯が仕事になっている人です。

◯◯に執着し、◯◯にのめり込み、◯◯を愛するがゆえに
◯◯についての悩みも答えも知る人であると想像できます。
この◯◯を、仕事の中に見出すことができれば
成果を見込める可能性があります。

今、若い美容師さんがインスタグラムを使って
自分の美意識やライフスタイルを発信し
それに共感したフォロワーがファンや顧客となる現象を知りました。

自分の大好きなもの、信じるものを発信し続けることが
ビジネスにも応用できることを実践して見せています。

自分にとって「◯◯ばか」と呼べるものは
仕事の中の何でしょうか。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。伊佐市出身。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、営業職を経験しながら起業の道を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、その後情報誌出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。趣味として国際政治や戦略論を勉強中。

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