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2018.08.21

何でもない時を撮る

何でもない時を撮る

今日は自分のメインカメラを
サービスセンターに送り出しました。
2年前のカメラを最新機種と同等性能にするという
「どんだけ良心的なんだ!」とファンをわかせた
アップグレードサービスを受けるためです。
カメラはペンタックスK-1といいます。

絶好調のソニー、
ママからプロまで幅広い人気の二大巨頭キャノンとニコン、
ミラーレスカメラで攻勢をかけるフジとオリンパス。
国内メーカーがしのぎを削る中、
独特の設計思想に惹かれて私はペンタックスを使っています。

現在のシェアは小さいのですが
一眼レフカメラを初めて世に送り出したメーカーで
ユニークな発想と確かな技術で
コアなファンのハートを掴んで離さない
私の大・大・大好きなブランドです。

好きな理由はいろいろあるのですが
一番の魅力は小ぶりなサイズに機能が凝縮されていること、
そしてレンズがとても凝っていること。

これは日常使いにふさわしく
どんな場面でも使うことが楽しくなるのです。
つまりアマが楽しみのために使うカメラ。

私のメインの被写体は家族や愛犬であり
普通の生活のシーンを20年以上撮り続けてきました。
撮っている場所は圧倒的に自宅内が多いのです。

ただご飯を食べている。
犬と遊んでいる。
食事の支度。テーブルの上。
勉強会とかロウソクの灯りだけのバースデイケーキなど。
初詣、初雪、初登校。
そういう何気ないシーンを撮り続けることの面白さがあります。

子どもが大きくなると
カメラを向けても嫌がって写ってくれませんから
小さいカメラでささっと撮ったり
広角で部屋全体の構図に変えたりと
作戦を練るのもまた楽しみだったりします。

何か行事があるときに撮るのはもちろんですが、
何もない時こそ撮るべきと私は力説したい。

そういう日常の撮影には手に馴染むカメラを使うべきで
いつも手元にあるスマホに加えると情景の見え方も変わると思います。
カメラの面白さはレンズの面白さでもあります。

カメラ目線でもピースサインでもない
カメラを意識しない自然な瞬間を切り取ることの面白さ。
人が何かに向かう横顔の魅力。

最近は立場上、仕事で撮ることはほとんどありませんが
誰かにお願いして、横顔を撮らせてもらおうかなと。
K-1がアップグレードから返ってきて
「K-1改」になったら始めようかと
密かに思っています。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。伊佐市出身。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、営業職を経験しながら起業の道を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、その後情報誌出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。趣味として国際政治や戦略論を勉強中。

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