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2018.08.04

私の珈琲道

私の珈琲道

たいそうなタイトルですけど全然たいしたことないです。

強調したいのはただ一つ、
コーヒードリップは精神安定に欠かせない日課であるということ。
五感を撫でる習慣、目を開けた瞑想です(ちょっと大げさ)。

 

お湯を沸かす間に手動式のミルで豆を挽きます。
このとき、豆によって異なるゴリゴリ、ザリザリという感触を確かめ
豆の密度感、風味の凝縮感を想像します。
(ちなみに写真の手動式ミルはMade in Kagoshima。
ポーレックスという霧島市横川町製の人気商品です)

豆の挽き具合は自分で調整しますが
細かすぎるとお湯が落ちないし
粗すぎると薄いダメなコーヒーになってしまい
最初はがっかりな出来がしょっちゅうでした。

ただ最近は途中から回すことに疲れてしまい、
機械式ミルの購入が頭をちらつくこの頃です。
もう少しゆったりと回すといいのかなあ・・。

 

ドリップの上手な人の注ぐお湯の細さと安定感、
お湯を注いだ粉の膨らみ方が美味しさを予感させ、大いに憧れて練習しました。
YouTubeを検索するとドリップの動画がいくつもあって、それをみて学習もしました。
しかしやる人によってやり方が様々な上、味が確かめられないので
自分の好みのやり方を選びました。

悩みは毎日同じ豆を使っていながら、なぜか味に差が出てしまうこと。
湯温や挽き具合、自分の精神状態や体調もあるんでしょうな・・。
でもこの不安定なバラけ具合があるから飽きないのかもしれません。
ちなみにお湯を注いでいる最中に声をかけられると
集中力が切れて不機嫌になりますので声はかけないでください。

 

私の珈琲道とは、嗅覚、触覚、視覚、味覚、
そして抽出されたコーヒーがサーバーにちょぼちょぼ落ちる音、聴覚まで
感覚を確かめ、心落ち着かせるルーティン。日々の喜びです。

これまでに美味しいと言われて有頂天になったこともありましたが、
自分が一人飲むだけでも十分に没頭できる
この素晴らしい朝の習慣を楽しんでいます。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。伊佐市出身。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、営業職を経験しながら起業の道を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、その後情報誌出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。趣味として国際政治や戦略論を勉強中。

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