先週の金曜日は「クラウド会」でした。
「クラウド会」とは定期的に開催している会社の飲み会。協力会社の方、外部スタッフの方、これからお付き合いが始まりそうな方などにも参加していただいて、お互いを知ることを楽しんでいます。
今回は社員数とあまり変わらない多くのゲストさんが参加。いつにも増して、新鮮で華やかな時間を過ごせました。いやー楽しかったぁ。
どうも弊社は自己完結追求型と言いますか、ほとんどの仕事を自分たちだけでやりきろうとするタチで、外に向けて協力を求めるのが非常に下手でした。それはそれで血の濃さと言いますか、自分たちらしさを高めることには大いに役立ったように思うのですが、逆に言うと柔軟性拡張性を阻害する要因にも感じていました。今回初めて会った方からも、好意的な意味でしたが昔は弊社に対して距離感があったと。近い業界であっても、よく言えば(相当よく言えばですが)ミステリアス、悪く言えば得体の知れない存在ということだったのかもしれません(笑)。
昔はそれも一つの個性としてありだったかもしれませんが、今は明らかに違うと感じています。目指したいのは化学反応を起こせる人と出会うこと、ゆるやかなつながりを継続的に持っておくこと。所属や専門分野は違えど、立場を超えて同じビジョンを共有できる方とつながっていきたいと感じています。
一人ひとりがトコトンがんばる働き方をしてきた自負はありつつも、その力を保持しつつ、ゆるやかな連携で一人ひとりが余力余白を確保し、弾性を持っておく。それは仕事のポテンシャルを高めることにもなるし、個人を傷めない働き方にもつながると思っています。
制作の現場というのはどうしても無理を重ねなければならない状況があり、また属人的な面が強いので、限界がくるとにっちもさっちもいかない。だからこそ、価値観を共有できる人とゆるやかにつながることを大事にしていきたいと思っています。
今回の会場「パラダイス食堂」店主の吉原さんの超愉快な人柄と激ウマのエスニック料理が会のスパイスとなってかなり効いてました。ホットな時間を作ってくれて感謝感謝です。
当日は節分で翌日は立春というタイミング、まだ寒さ本番ではありましたが、皆で豆まきをして春の到来を祝いました。次のクラウド会も楽しみです。