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2014.01.09

印刷物は佇まいを想像しながら作る

印刷物は佇まいを想像しながら作る

昨日の更新から制作事例の見せ方を少し変えています。

パンフレットや会社案内などの印刷物の見せ方は、
これまではページを広げた平面データの状態でしたが、
新しい分から出来上がった印刷物の現ブツを撮影しています。

出来上がりの雰囲気が随分と伝わりやすくなりました。

 

置いた時の存在感といいますか、印刷物全体で醸し出す
「是非手に取ってご覧下さい」というメッセージを
感じ取って頂けたら嬉しいです。

 

印刷物というのは単に誌面のデザインだけでなく、
いろんな要素が絡み合ってその出来上がりを決定します。

それは紙質の違いによる手触り、紙の厚みやコシ、
ページ数による冊子の厚さ・重さ、
折りや製本による作り、出来上がりのサイズなど。
ホームページにはない物体としての要素です。

 

内容面では特にタイトルを含めた表紙の出来、
見せ方の流れとメリハリ、ページをめくった次への展開、写真の伝わりやすさなど。
プランナー、エディター、フォトグラファー、デザイナー、
それぞれの見せ所でもあります。

 

直接手にとってもらい、目の前で眺める印刷物だからこそ
視覚や触覚に訴えて読み手を十分に引きつけ、
伝えるべきメッセージを、スムーズに送り出したいものです。

 

印刷物は出来上がりの佇まいを想像しながら作るもの。

何年この仕事をしていても、印刷物があがってくる時はテンションが上がります。
それは、出来上がってみないとわからない存在感との対面だからなのでしょう。

 

ウェブ全盛となった今でも、やっぱ印刷物はやめられません(笑)。

この記事を書いた人

代表井上浩一郎

1964年福岡生まれ。鹿児島市在住。伊佐市出身。国土交通省航空保安大学校卒業。航空局管制技術官を辞め、営業職を経験しながら起業の道を模索。顧客向け会報誌を担当したことがきっかけでメディア作りにハマり、その後情報誌出版で創業。犬2頭とのランニングが日課。趣味として国際政治や戦略論を勉強中。

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